黒ずみ治療

デリケートゾーンの黒ずみがなかなか治らず悩んでいる方もいると思います。デリケートゾーンの黒ずみは人それぞれ原因が異なるため、正しい方法でケアできておらず改善できないこともあるのです。

そのような場合に検討したいのがデリケートゾーンの黒ずみ治療です。こちらのページでは、デリケートゾーンの黒ずみ治療の特徴や費用、流れ、リスクについて解説します。外用薬や手術によるデリケートゾーンの黒ずみ治療も紹介します。

デリケートゾーンの黒ずみ治療に興味がある方や、疑問や不安がある方は、ぜひお読みください。

デリケートゾーンの黒ずみ治療が向いている方とは?

デリケートゾーンの黒ずみ治療は、美容医療の技術でほぼ確実にデリケートゾーンの黒ずみを除去することが期待できます。デリケートゾーンの黒ずみ治療が向いている方は、以下のとおりです。

  • セルフケアでデリケートゾーンの黒ずみを改善できなかった方
  • 確実にデリケートゾーンの黒ずみを除去したい方
  • メスを使わずにデリケートゾーンの黒ずみを改善したい方
  • パートナーにデリケートゾーンの黒ずみを指摘された方
  • 経験人数が多いと勘違いされたくない方

 なおデリケートゾーンの黒ずみが濃いと経験人数が多いというのは誤った情報です。デリケートゾーンの黒ずみは、メラニンが増加し沈着することで起こります。メラニンが生成される理由は、以下のようにさまざまです。

  • 下着やナプキンの摩擦
  • 脱毛によるヤケド
  • 女性ホルモンの乱れ
  • 生まれつきの体質
  • 加齢によるターンオーバーの低下 など

デリケートゾーンの黒ずみは誰かに相談にしづらい悩みですが、セルフケアで改善できない場合は、デリケートゾーンの黒ずみ治療を検討してみてください。

デリケートゾーンの黒ずみ治療とは?

治療時間5~60分
通院頻度1週間~1ヶ月に1回
(合計1~10回)
期待できる効果メラニンの除去・分解・破壊など
痛みほぼなし~パチパチとした痛み
※麻酔使用の場合
副作用発赤・発疹・熱感・痛み・乾燥・出血・むくみ・色素沈着・色素脱失などをともなう場合あり
ダウンタイムシャワーは当日から可能
入浴は当日~3日後から可能
性行為は当日~1週間後から可能
アフターケア処方された外用薬や保湿剤を塗る

デリケートゾーンの黒ずみ治療では、レーザー照射によるメラニンの除去が期待できます。Vラインや鼠径部をはじめ、Iラインの小陰唇や大陰唇、Oラインの肛門周辺にも照射できるのが特徴です。

デリケートゾーンの黒ずみ治療の特徴3つを解説します。

1.デリケートゾーンの黒ずみを確実に除去

デリケートゾーンの黒ずみ治療は、従来の方法より回数が少なく、短期間で変化を実感できます。

従来のメラニンを分解するレーザーは効果のバラつきが問題点でした。デリケートゾーンの黒ずみ治療で使用されるレーザーは、皮膚の表面を削ることで物理的にメラニンを除去するため、確実に変化を実感しやすいです。

デリケートゾーンの黒ずみ治療は、1回の施術で肌の変化を感じることもありますが、確実に変化を実感したいのであれば、3回~5回は施術を受けることを推奨します。

ただしデリケートゾーンの黒ずみ治療の回数は、レーザーの種類や症状により異なり、なかには10回かかる場合もあります。

2.デリケートゾーンの黒ずみをムラなく除去

タトゥーやあざを除去する照射設定だと、かえってデリケートゾーンの黒ずみが悪化し、一度黒ずみが消えても再発する可能性があります。

一般的なレーザーは焦点をつくるため、照射箇所が点になりムラが出やすくなるためです。過度な治療も、肌の色が白く抜ける白斑のリスクがあります。

デリケートゾーンの黒ずみ治療で使用されるレーザーは、点ではなく面で照射するためムラなく除去できるのです。

3.痛み・副作用・ダウンタイムのリスクが低い

デリケートゾーンの黒ずみ治療のレーザーは作用がマイルドなため、痛み・副作用・ダウンタイムのリスクを抑えつつ、改善を目指すことができます。

デリケートゾーンの黒ずみ治療は、麻酔クリームや麻酔テープを使用することで痛みをほとんど軽減することができ、麻酔不使用でも受けることができる治療もあります。レーザーの場合は切開をともなわないため、手術より痛みが少ないのが特徴です。

副作用リスクが低く、かさぶたや出血も起こりにくいため、日常生活に支障をきたしません。傷跡も残らずパートナーに気づかれることなく治療を受けることが可能です。

デリケートゾーンの黒ずみ治療の費用

デリケートゾーンの黒ずみ治療のおもな対象部位は、Vライン・鼠径部・小陰唇・大陰唇・Oラインです。デリケートゾーンの黒ずみ治療の1部位1回あたりの費用を以下にまとめます。

デリケートゾーンの黒ずみ治療の種類費用
インティマレーザー1部位1回28,962円
ジュリエットレーザー1部位1回24,197円
レーザートーニング1部位1回26,289円
PTPトーニング1部位1回4,510円
ピコトーニング1部位1回19,465円
CO2フラクショナルレーザー(モナリザタッチ)1部位1回25,448円

デリケートゾーンの黒ずみ治療は、1部位1回19,465円~28,962円です。初回限定のお試し価格やモニター価格、1回分が割安になるセットコースなどで、費用を抑えることができます。

デリケートゾーンの黒ずみ治療は上記の費用に加え、診察料や麻酔代、アフターケアの薬代なども発生します。

デリケートゾーンの黒ずみ治療の流れ

デリケートゾーンの黒ずみ治療を受ける前に、電話やWEBで予約をいれてください。デリケートゾーンの黒ずみ治療の流れは以下のとおりです。

  • STEP1.自己処理
  • STEP2.麻酔
  • STEP3.照射
  • STEP4.アフターケア

アンダーヘアがあると照射できないため、自宅でアンダーヘアを剃ってきてください。剃り忘れがある際は、別途料金が発生しますがスタッフが剃毛をおこないます。痛みに弱い方には麻酔を施してから照射します。

帰宅後は医師の指示どおりに過ごし、処方された外用薬や保湿剤などを塗ってください。

デリケートゾーンの黒ずみ治療のリスク

デリケートゾーンの黒ずみ治療は、カラダへの負担が少ないのが特徴です。デリケートゾーンの黒ずみ治療の痛み・副作用・ダウンタイムは以下のとおりです。

痛みほぼなし~パチパチとした痛み
※麻酔使用の場合
副作用発赤・発疹・熱感・痛み・乾燥・出血・むくみ・色素沈着・色素脱失などをともなう場合あり
ダウンタイムシャワーは当日から可能
入浴は当日~3日後から可能
性行為は当日~1週間後から可能

デリケートゾーンの黒ずみにレーザーを照射している間は、麻酔を使用しているため痛みをほぼ感じません。副作用もほぼみられませんが個人差があるため、発赤や発疹、熱感などが生じる場合があります。とくに不適切な治療やレーザーの出力設定では、デリケートゾーンの黒ずみが悪化するおそれもあります。

デリケートゾーンの黒ずみ治療は、術後に入浴や性行為が制限されることもあります。すぐに通常どおりの生活を過ごすことができ、当日から普段どおりに下着を着用できます。デリケートゾーンの黒ずみ治療後に赤みや乾燥が気になる際は、ゆるめの下着を着用するとよいです。

デリケートゾーンの黒ずみ治療には外用薬・手術もある

デリケートゾーンの黒ずみ治療にはレーザーのほか、外用薬のトレチノイン・ハイドロキノンや手術の小陰唇縮小術があります。各デリケートゾーンの黒ずみ治療の特徴と費用は以下のとおりです。

スクロールできます
 特徴費用
トレチノイン・ビタミンAの誘導体でビタミンAの50~100倍の生理活性がのぞめる
・米国では医薬品としてFDAに認可されている
・新陳代謝を促しメラニンの排出がのぞめる
1本(5g)4,600円
ハイドロキノン・イチゴや紅茶などにも含まれる成分
・米国では広く使用されている美白成分
・メラニンの生成を阻害する
1本(5g)6,000円
小陰唇縮小術・肥大し摩擦で黒ずんだ小陰唇を切除する
・1回の治療で半永久的な持続がのぞめる
・体内に吸収される糸を使用した抜糸不要の手術もある
片側160,000円 両側260,000円

トレチノインやハイドロキノンの外用薬は、医師の診察のうえ容量や回数が決定されます。化粧品より強い作用がのぞめるため、医師の指示にしたがい使用することが大切です。

小陰唇縮小術はデリケートゾーンの黒ずみをメスで切除するため、物理的に改善することが期待できます。個人差はありますがダウンタイムは1週間程度ありますが、翌日から仕事をされる方もおり、麻酔や痛み止めの内服により痛みも軽減できます。

どちらのデリケートゾーンの黒ずみ治療を選べばいいかわからない方は、医師に相談し最適な治療を提案してもらうことを推奨します。

デリケートゾーンの黒ずみ治療に関するQ&A

デリケートゾーンの黒ずみ治療の概要や費用、リスクなどを解説しましたが、まだ疑問点が残っている方もいると思います。デリケートゾーンの黒ずみ治療に関するよくある質問にお答えします。

Q.デリケートゾーンの黒ずみ治療が受けられない方はどのような方ですか?

デリケートゾーンの黒ずみ治療は、以下に該当する場合、医師の判断により断られる可能性があります。

  • 生理期間中の方
  • アンダーヘアが残っている方
  • 照射箇所に傷がある方
  • 日焼けをしている方
  • 2日以内に脱毛を受けた方
  • ピアスや避妊リングなどの金属を入れている方
  • 他院の治療で色素沈着が生じた方

他にも病歴やアレルギー、服用中の薬、妊娠・出産、肌の状態などが理由で、デリケートゾーンの黒ずみ治療を受けることができない場合があります。

デリケートゾーンの黒ずみ治療予定日に生理が来た場合は、病院へ電話で連絡してください。

また毛が生えているとレーザーを照射できないため、事前にアンダーヘアの処理は済ませてください。脱毛を受けたときは、3日以上あけるとデリケートゾーンの黒ずみ治療を受けることができます。

Q.デリケートゾーンの黒ずみ治療では女性医師を指名することはできますか?

女性医師が在籍している病院では、女性医師にデリケートゾーンの黒ずみ治療を依頼することができます。

同性の方がデリケートゾーンの黒ずみの悩みを相談しやすいという方は、女性医師が在籍している病院を受診されることを推奨します。

Q.デリケートゾーンの黒ずみ治療当日は、ナプキンや着替え用の下着を持参した方がいいですか?

デリケートゾーンの黒ずみ治療では出血のおそれが少ないため、ナプキンや着替え用の下着を持参する必要はありません。

Q.他院で受けたデリケートゾーンの黒ずみ治療の修正はおこなっていますか?

他院で黒ずみ治療を終了した方でも、デリケートゾーンの黒ずみ治療の修正は可能ですが、他院の治療により重度の色素沈着が生じている場合は施術ができないこともあります。医師がデリケートゾーンの黒ずみの状態を診察し、適切な治療法を提案しますが、改善できない場合もあります。

Q.デリケートゾーンの黒ずみ治療は、予約をしなくても当日に施術してもらえますか?

デリケートゾーンの黒ずみ治療は、カウンセリング当日に施術できますが、予約時に当日に施術を受けたいむねを伝えることが重要です。 予約が混み合っている場合は、施術時間がなくなることもあるためです。なお完全予約制の病院では、事前に予約しないと施術を受けることができません。